「私たちが作ってます!」サワードウ ブレッドの作り方は? | THE MARKET

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2023/09/14 09:58


こんにちは!
私たちは大阪市阿倍野区にあるTHE MARKET Bakeryでサワードウ ブレッド(sourdough)というパンを焼いています!



私たちが愛してやまないサワードウ ブレッド!
とてもシンプルなパンですが、一度味わえばどんどんその魅力にはまっていくそんなパンです。



そんなサワードウ ブレッドを私たちが作るきっかけは、オーナー加藤が2017年に味わったある感動から始まります。
モントリオールに滞在中、あるカフェで食べたブランチで使われていたのがサワードウ ブレッド。その美味しさに衝撃を受けたそう。



「こちらがその時食べたオープンサンド!ポーチドエッグがのっていて、美味しそう!」
その後、自分が日々の食事でサワードウ ブレッドを食べたいがゆえに、サワードウ ブレッドのレシピをとことん追求し、
どんどんサワードウ ブレッドに惚れ込んでいきました。



サワードウ ブレッドは粉と水を空気に触れさせて発酵させた酵母(スターター)を使って作っています。
そのオリジナルスターターを何度も何度もリフレッシュさせ、サワードウ ブレッドを仕込みます。
何度もリフレッシュを繰り返し作っているので、本当にTHE MARKETでしか作れない味のオリジナルサワードウ ブレッド。
よくある名店の継ぎ足し継ぎ足しで作られているタレのような感じ。



サワードウ ブレッドのスターターは粉と水というシンプルな素材だけでできていますが、
粉などそのもの自体がもつ酵母や空気中に浮遊していたりもするので、空気に触れさせることで発酵が進みます。
サワードウ ブレッドには豊富な乳酸菌も含まれています。空気中の乳酸菌が小麦粉などの粉に含まれる麦芽糖を栄養源として
グルコースなどになり、酵母として育っていきます。
空気によって、リフレッシュなどによって、二つとして同じスターターはできません。
それがサワードウ ブレッドの面白さ。THE MARKETのオリジナルサワードウ ブレッドなのです。



サワードウ ブレッドの作り方はとてもシンプル。だけど、時間はゆっくりとかかけて仕上げていきます。
スターターと水を合わせ、その中に粉類を入れて混ぜ合わせ、60分間お休み。
60分後、塩と追水をして混ぜ合わせます。その後、約60~90分ごとに3回パンチ。
その後分割をして60分休め、成形。成型後、16~42時間、冷蔵で寝かせて、250度のオーブンで焼き上げます。



THEMARKETでは早朝に焼成を行うのですが、お店の中がサワードウ ブレッドの焼きあがるいい香りが広がり、焼いている私たちも朝からシアワセな気持ちになります。




焼き立てのサワードウも格別ですが、サワードウ ブレッドは時間とともに味や食感が変わっていくのも魅力。



一日目は、表面の香ばしさと中の水分量の多いモチっとして食感が魅力。



二日目以降になってくると、表面は少し柔らかくなり、中はしまってきます。Bakeryではこの二日目のサワードウ ブレッドを
使って、フレッシュサンドを作っています。



THE MARKETのサワードウ ブレッドは、シンプル!シンプルだからこそ、毎日食べても飽きず、どんなお料理にも
名脇役として活躍してくれます。

海外では「Healthiest Bread(最もヘルシーなパン)」と言われるほど!

そんな、毎日の食事にぴったりなシンプルで安心してお召し上がりいただけるサワードウ ブレッドをお試しください。


朝、焼き立てのサワードウ ブレッドをお届けいたします!







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